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映画『ダンケルク』感想

映画ダンケルクを観てきました!

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小説やラノベのブログなのに映画ー? っていう人いるかもしれないですけどね。私あんまり本とかラノベ読まないんですよ←!?
それよりも映画の方が好きですねー。

それでこの『ダンケルク』。アカデミー賞最有力なんて強気な宣伝にひっかりようやっと観に行ってきました。

率直に感想を言ってしまうと、あまり面白い作品ではなかったですね汗。

というのもですね、まずこの『ダンケルク』というのは敵に包囲された兵士たちが撤退、またそんな彼らを救出に行くさまざまな人たちを描いている作品なんですよ。なので視点が頻繁に切り替わるんですね。地上の兵士、空のパイロット、海の船長、防波堤の司令官。陸海空に飽き足らず防波堤までカバーするこの視点の多さ。監督はよほどこのダンケルクを包括的に描きたかったんでしょうね。

それで視点が切り替わるというのは実は構成としてはあまりいい手法ではなくてですね、というのもせっかくその人物を通して物語に入っているのにその視点が変わると、また1から物語に入りにいかなくてはならない。没入感が途切れてしまうんです。これは映画だけでなく小説も同じなんですけど。どうですが、ちゃんと脚本の勉強してるんですよ?

これと似てる構成というと『ブラックホークダウン』があると思います。あれも同じ戦場を舞台にしながら頻繁に登場人物が切り替わるので。戦場をさまざまな視点で描くのでなにが起こっているのかを知るのにはちょうどいいのですが、肝心の物語に入っていけないですよね。『ブラックホークダウン』は戦争映画としてはかなり有名だとは思いますが個人的にあまり好きではないです。戦争もののポイントは押さえてあるのですが。

 『ダンケルク』も序盤は登場人物のいわばプロローグの連続です。たとえば船長ですと海軍に船を徴用されようとするんですが、それくらいなら自分で行くわって息子と一緒にダンケルクに向かうんです。すると別の少年が一緒に乗り込んでくるんですね。

「お前なにしにきてんねん、こっから先戦場やぞ」
「大丈夫大丈夫、俺めっっちゃ役に立つから」

みたいなやりとりして一緒にダンケルクに向かうと。そして場面転換。こんなのの繰り返しです。

くっそつまらんでしょ? 序盤ほんとつまらんよ。

たぶん監督はこの作品をエンタメとしてではなくドキュメンタリー的な作品にしたかったんでしょうね。ダンケルクの戦いを知って欲しい、だからいろいろな登場人物を用意して多角的に描いたんだと思います。
ですが映画に面白さを求める人にとっては退屈になってしまったかもしれません。

この作品実は叔父と一緒に観に行ったんですが、退室するなり珍しく叔父が「今回の映画はいまいちだったね」って言いましたが映画ライト層からすればずばりその通りだと思いました。

とここまでボロクソに書きましたがいい部分ももちろんあります。

これは違ったら申し訳ないのですがたぶん音楽がずっと一緒だった? かもしれません。場面が変わっても曲は継続して流れていたような気がします。なので音楽が軸となっているというが土台になっておりそこは映画としては評価点かなと。

また救助船が到着した際は散々絶望的な展開を見せつけられたこともあり感動しましたね。来てくれたか、と。

そうした山場というか見せ場はちゃんとあります。なければクソです。ポップコーンの残りをすべて投げつけていいです。

総評としてはこの作品は面白い作品ではなく、ドキュメンタリー的な作品、ということでした。物語性はあるにはあるのですが、その物語は面白さを作るためにあるのではなく映画として成立させるためのあくまでの骨組みで、観てほしいのは戦争が持つ暗澹たる現実、そしてそこで必死に生きようとする人の生き様、そんな彼らを救おうとする純真な心、そんなもののような気がします。

面白い戦争映画とするなら『プライベート・ライアン』の方が上だと思います。この作品は視点が基本固定、切り替わっても物語が同一上なので没入感が切れない。また登場人物のやりよりもコミカルだったりと明るい場面とシリアスな場面の波がちゃんとできていてエンタメ性が高いので。

ダンケルクはあえてそうした面白さにしようとはせず、写実的な映画にしたかったのでしょうね。

『ダンケルク』の見所としてはオープニングのシーンはよかったですね。たぶん名シーンとしては上位にはくるのでは? あの降伏勧告の紙が舞い降りる街で部隊が立ち尽くす場面。あれだけで敗色濃厚なのが伝わってきますし重苦しい空気感が作れてますし、絵面もいいですしね。

ここも『プライベート・ライアン』とは対照的で『プライベート・ライアン』なら進行中でも冗談とか愚痴とか言い合ったりしますけど『ダンケルク』はまったくの無言でどう見てもピクニックのテンションじゃないですもんね。

「聞いてくれよ、俺のマミーのミートパイは最高なんだ。なぜ最高なのかって? 俺のマミーはミートパイなんて作ったことがないんだ。未知数なんだ。ハッハッハッハ」

とかだーれも言わんし。

こういう空気感というか世界観を最初から観客に提示し、これはこういう作品なんだよ? という印象付け、みたいなのはうまいなと思います。


とりあえずはこんなところですかね。
また気が向けば映画を見た時にも書いてみようかと思います。
それでは。それでは。
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